えー、うー、と言葉を選びながら慎重に話す梨帆の言葉を2人は真剣に聞いている。梨帆はシェアハウスと千颯を特定されないように気を遣いながら、その人が恋人じゃない異性と遊んでること、本人が完全に楽しんでやってるようには見えないことを告げた。そして、話し終えると紅茶を飲み干して、「ごめんね、まとまりがなくて」と謝った。
「謝んなくていいわよ、でもそうね、こういうのって大体寂しさを埋めるためって言うわよね」
「恋愛小説あるあるだね。あとは、その時だけは自分を見てくれるからとか、そういうのもありそう」
百合と彩がうーんと頭を働かせている。
「その人って男の人? 女の人?」
彩の質問に梨帆がぎょっとして、困ったようにしたのち、「えっと、男の子……」と控えめに返した。
あらあら、とどこぞの主婦みたいな顔をした2人だったが、そこを掘り下げると梨帆が困ってしまうのが分かったのだろう。前の学校の子かしら? みたいな生ぬるい目をして頷いた。
「だったら、母性を追いかけてるとか? その子がもし年上の女の人ばっかり相手してるんだったらそういうことも考えられそう」
流石恋愛小説マスター。新たな視点に百合が梨帆を見る。
「確かに、年上の人ばかりだった気が」
「男の人っていつまでもママママな気がする。よく聞かない? 結婚してもお嫁さんに母親を求めてる人」
「謝んなくていいわよ、でもそうね、こういうのって大体寂しさを埋めるためって言うわよね」
「恋愛小説あるあるだね。あとは、その時だけは自分を見てくれるからとか、そういうのもありそう」
百合と彩がうーんと頭を働かせている。
「その人って男の人? 女の人?」
彩の質問に梨帆がぎょっとして、困ったようにしたのち、「えっと、男の子……」と控えめに返した。
あらあら、とどこぞの主婦みたいな顔をした2人だったが、そこを掘り下げると梨帆が困ってしまうのが分かったのだろう。前の学校の子かしら? みたいな生ぬるい目をして頷いた。
「だったら、母性を追いかけてるとか? その子がもし年上の女の人ばっかり相手してるんだったらそういうことも考えられそう」
流石恋愛小説マスター。新たな視点に百合が梨帆を見る。
「確かに、年上の人ばかりだった気が」
「男の人っていつまでもママママな気がする。よく聞かない? 結婚してもお嫁さんに母親を求めてる人」

