私の光になった人

「ぎゅってしてくれませんか?」
ついに言った。言ってしまった。
思いっきり腕を広げて、私は大丈夫アピールをする。
咲夜くんも、それならと抱きしめてくれた。
初めて全身で人の体温を感じた。
ハグってこんなにも温かいんだ。
ゆっくり離れたかと思うと、そのまま唇を塞がれる。
好きな人からもらえる、両想いだけの特別なプレゼント。
それはただただ幸せで、今までの私では考えられなかったこと。
ここの学園に来るまで私が恋をすることなんて一生ないと思っていた。
咲夜くんとも、付き合うことは無いと思っていたのに。
今は一番信頼していて、大切な人になった。
私の全てを受け入れてくれた、唯一の人。
きっとこの先もずっと、ずっと。
私の光は咲夜くんただ1人だ。