その18
祥子
「津波…、あそこの連中、仲間ってことだな…?」
「まあ、そうなります」
「御手洗さん!外もバイク、いつの間にか十台以上ですよ‼」
取り巻きはかなりの大きな声で、店外の駐車場が見渡せる大窓を指さしれるわ
これを受けた御手洗は、再び私を舐め回すように視線を浴びせると、その言葉は挑発気味なトーンに変貌していた
「津波よう…、俺たちの目からも、あいつら、そっちのツルミ連中だって一目瞭然だよ。お前ら…!今日、こっちがタマをぶっ放してたら、総力戦挑むハラだったのか⁉」
御手洗は既に顔を紅潮させていたよ
それは赤鬼さながらの迫力あるものだった
「おい、どうすんだ‼やるんなら、今日でもいいぜ、オレらはよー」
そんな御手洗に、スキンヘッドの男が私をガン睨みしながら伺いを立ててる
気が付くと私は、両拳の握り開きを繰り返してた
それを横目で察知した克子も、半歩前に出て、御手洗とスキンヘッド以外の二人をけん制してる
麻衣との申し合わせは守る
だが、ここでは一歩も引かない気概をこいつらにぶつけないと!
私らの対峙をマスターや入り口付近で待機してくれてるリエや積田さんらも、まさに固唾を飲んでって表情だ
私は御手洗としばらくの間、凄まじいばかりの視殺戦を演じていた
こいつらは、私らの戦力を事前にリサーチしてきた
その上で…、今日、大打グループへ宣戦布告をかけてる本郷麻衣との水面下の連帯度合いを直に確かめる役割を指令された連中が、このジャッカル・ワンに出張ってくるだはずだと…
三田村さんはそう言っていたよ
だから、概ねは想定していたんだろうが、御手洗の顔には予想外の戦力と本気度が伝わったと書かれていたわ
…
そして、御手洗は目を血走らせて私へ言い放った
「いいか…、こっちもこの都県境を席巻する、お前らやんちゃな女どもの習性は長い期間をかけてじっくり把握してきたんだ。お前がその気なら、ここで勃発でも可さ。フフ…、本郷の出方次第じゃあ、一気にお前を殺る段取りも想定に入れていたんだしな。無論、そっちの仲間も結集するだろうってこともだ。なので、時期、ここにはこちらサイドが到着する。睨みあいで終わらせるかどうかは、オレの判断次第にになるよ」
御手洗がそう言い終えると同時に、店の外には勢い良く、4台の乗用車がフロントの大窓前に到着したよ
で、車中から一斉に一見してガラの悪い男たちがぞろぞろと降りてきてね
どうやら、こいつらも本気度はギンギンらしい…
「祥子さん‼️」
克子は顔を真っ赤にして、すでに臨戦態勢に入って私の指示をせっついている
御手洗の行動は大打一派の考えを踏まえて、それを超える暴走はないと見てるが…
さて、どうするか…
かくて…、この場は緊迫した空気でまるで時間が止まっているかのようだったよ
祥子
「津波…、あそこの連中、仲間ってことだな…?」
「まあ、そうなります」
「御手洗さん!外もバイク、いつの間にか十台以上ですよ‼」
取り巻きはかなりの大きな声で、店外の駐車場が見渡せる大窓を指さしれるわ
これを受けた御手洗は、再び私を舐め回すように視線を浴びせると、その言葉は挑発気味なトーンに変貌していた
「津波よう…、俺たちの目からも、あいつら、そっちのツルミ連中だって一目瞭然だよ。お前ら…!今日、こっちがタマをぶっ放してたら、総力戦挑むハラだったのか⁉」
御手洗は既に顔を紅潮させていたよ
それは赤鬼さながらの迫力あるものだった
「おい、どうすんだ‼やるんなら、今日でもいいぜ、オレらはよー」
そんな御手洗に、スキンヘッドの男が私をガン睨みしながら伺いを立ててる
気が付くと私は、両拳の握り開きを繰り返してた
それを横目で察知した克子も、半歩前に出て、御手洗とスキンヘッド以外の二人をけん制してる
麻衣との申し合わせは守る
だが、ここでは一歩も引かない気概をこいつらにぶつけないと!
私らの対峙をマスターや入り口付近で待機してくれてるリエや積田さんらも、まさに固唾を飲んでって表情だ
私は御手洗としばらくの間、凄まじいばかりの視殺戦を演じていた
こいつらは、私らの戦力を事前にリサーチしてきた
その上で…、今日、大打グループへ宣戦布告をかけてる本郷麻衣との水面下の連帯度合いを直に確かめる役割を指令された連中が、このジャッカル・ワンに出張ってくるだはずだと…
三田村さんはそう言っていたよ
だから、概ねは想定していたんだろうが、御手洗の顔には予想外の戦力と本気度が伝わったと書かれていたわ
…
そして、御手洗は目を血走らせて私へ言い放った
「いいか…、こっちもこの都県境を席巻する、お前らやんちゃな女どもの習性は長い期間をかけてじっくり把握してきたんだ。お前がその気なら、ここで勃発でも可さ。フフ…、本郷の出方次第じゃあ、一気にお前を殺る段取りも想定に入れていたんだしな。無論、そっちの仲間も結集するだろうってこともだ。なので、時期、ここにはこちらサイドが到着する。睨みあいで終わらせるかどうかは、オレの判断次第にになるよ」
御手洗がそう言い終えると同時に、店の外には勢い良く、4台の乗用車がフロントの大窓前に到着したよ
で、車中から一斉に一見してガラの悪い男たちがぞろぞろと降りてきてね
どうやら、こいつらも本気度はギンギンらしい…
「祥子さん‼️」
克子は顔を真っ赤にして、すでに臨戦態勢に入って私の指示をせっついている
御手洗の行動は大打一派の考えを踏まえて、それを超える暴走はないと見てるが…
さて、どうするか…
かくて…、この場は緊迫した空気でまるで時間が止まっているかのようだったよ



