その66
砂垣
麻衣は俺の前に1枚の写真をおいた
「おっ始めは、これでツッコミいれてみるつもり。ええとね…」
「…」
麻衣から明かされた、ジャッカル・ニャン殴り込み計画には、まず絶句させられたよ
「いきなり大打は出てこないかもしれないから、まあ、オープンではこんなもんでしょ。ただ、私のスタンスは、はっきりさせてくる。それでもう、今までみたいなちょっかいには、私が入ってキッチリ対処するからねって…。まあ、向こうからすれば、”通告”を受けたことになるわね」
「ふふ…、いいな、この仕掛け…。宣戦布告された奴らがどう出るか…」
「以後、南玉とその他の勢力は、常時、ジャッカル・ワンに詰めてもらってさ、奴らのアクションには毅然と突っぱねる。もし悪さが明確につかめた場合、こっちに持ち込んでくれれば、私がジャッカル・ニャンに乗り込む。そんで、力に訴えることになれば、アナタ達の出番ね。私に力を貸してもらうわ」
「よし、分かった。人員的にはどんな規模が妥当かな…」
「これはその時の展開次第によってね。まあ、当面の想定では、4、5人私の後方待機でお願いすると思う」
「了解した。そんで、この俺はどの局面でツラ出せばいい?」
「そうねえ…、それはおいおい考えるわ(苦笑)。砂ちゃんの登場にふさわしい場面を用意するからさ、期待してまってなさいよ、ねっ!」
はーん?
もう鼻であしらわれてんな、俺(苦笑)
...
「まあよう…、細かいことはお前に任すわ。だがなあ…、いくらお前が天下のイカレ娘でも、敵陣に丸裸ってのは、危険すぎるだろ?相和会からは、ガード付けられてんのか?」
「ええ、一応は。ただ、ガードって言っても”変則”ね。今回はさ、最初から相和会のボディーガードなんか、もろ引き連れて通う訳にはいかないのよ。そうでしょ?」
「ああ、そうだな。でもよう…」
「丸裸で突入するからこそ、奴らに”逃げ場所”与えないアプローチが出来るのよ。この逃げ場ってのは、あっちの攻め手としてのって意味になるわ。奴らとしては、すんなり出て行かないんであれば、手を出してくるしかないもん」
うん、なるほど…
奴らが手を出す先の選択肢を奪うって訳だ
だが、その麻衣の”誘い”は、極めて危険なものになるだろうな
「…”それ”を待ってる訳だから、この戦略は。いつ、手を出してくるかわからないからさ、私がボーっとしてたら、やられちゃう。それこそね…。だから、命がけではあるわ」
「おい、麻衣…」
「心配なの?砂ちゃん、私が」
「どう言ったらいいか…。あのさ、相和会、お前がそこまで危険にさらされるのを、黙認なのか?」
「私を信頼してくれてるんだと思う。無論、心配はしてもらってるわ。可能な限りのガードは提供してくれてるのよ。ほら、あそこ!昨日、この店でも私の身の安全を気遣ってくれちゃってさ」
監視カメラか…
「要するによ、業界の政治力とか、見えないところでの駆け引きも使って、シグナルを怠っていないのよ、組の方でも。そこのところは、私の頭越しでエライ人たちでね…、可能な限りは動いてくれてるのよ。へへ…、ありがたいわよね、小生意気なイカレ娘をみんなでさ…」
「わかった、麻衣。ならよう、俺からは、恰好の助っ人貸し出すわ」
ここで、俺は麻衣にある提案をすることにした
砂垣
麻衣は俺の前に1枚の写真をおいた
「おっ始めは、これでツッコミいれてみるつもり。ええとね…」
「…」
麻衣から明かされた、ジャッカル・ニャン殴り込み計画には、まず絶句させられたよ
「いきなり大打は出てこないかもしれないから、まあ、オープンではこんなもんでしょ。ただ、私のスタンスは、はっきりさせてくる。それでもう、今までみたいなちょっかいには、私が入ってキッチリ対処するからねって…。まあ、向こうからすれば、”通告”を受けたことになるわね」
「ふふ…、いいな、この仕掛け…。宣戦布告された奴らがどう出るか…」
「以後、南玉とその他の勢力は、常時、ジャッカル・ワンに詰めてもらってさ、奴らのアクションには毅然と突っぱねる。もし悪さが明確につかめた場合、こっちに持ち込んでくれれば、私がジャッカル・ニャンに乗り込む。そんで、力に訴えることになれば、アナタ達の出番ね。私に力を貸してもらうわ」
「よし、分かった。人員的にはどんな規模が妥当かな…」
「これはその時の展開次第によってね。まあ、当面の想定では、4、5人私の後方待機でお願いすると思う」
「了解した。そんで、この俺はどの局面でツラ出せばいい?」
「そうねえ…、それはおいおい考えるわ(苦笑)。砂ちゃんの登場にふさわしい場面を用意するからさ、期待してまってなさいよ、ねっ!」
はーん?
もう鼻であしらわれてんな、俺(苦笑)
...
「まあよう…、細かいことはお前に任すわ。だがなあ…、いくらお前が天下のイカレ娘でも、敵陣に丸裸ってのは、危険すぎるだろ?相和会からは、ガード付けられてんのか?」
「ええ、一応は。ただ、ガードって言っても”変則”ね。今回はさ、最初から相和会のボディーガードなんか、もろ引き連れて通う訳にはいかないのよ。そうでしょ?」
「ああ、そうだな。でもよう…」
「丸裸で突入するからこそ、奴らに”逃げ場所”与えないアプローチが出来るのよ。この逃げ場ってのは、あっちの攻め手としてのって意味になるわ。奴らとしては、すんなり出て行かないんであれば、手を出してくるしかないもん」
うん、なるほど…
奴らが手を出す先の選択肢を奪うって訳だ
だが、その麻衣の”誘い”は、極めて危険なものになるだろうな
「…”それ”を待ってる訳だから、この戦略は。いつ、手を出してくるかわからないからさ、私がボーっとしてたら、やられちゃう。それこそね…。だから、命がけではあるわ」
「おい、麻衣…」
「心配なの?砂ちゃん、私が」
「どう言ったらいいか…。あのさ、相和会、お前がそこまで危険にさらされるのを、黙認なのか?」
「私を信頼してくれてるんだと思う。無論、心配はしてもらってるわ。可能な限りのガードは提供してくれてるのよ。ほら、あそこ!昨日、この店でも私の身の安全を気遣ってくれちゃってさ」
監視カメラか…
「要するによ、業界の政治力とか、見えないところでの駆け引きも使って、シグナルを怠っていないのよ、組の方でも。そこのところは、私の頭越しでエライ人たちでね…、可能な限りは動いてくれてるのよ。へへ…、ありがたいわよね、小生意気なイカレ娘をみんなでさ…」
「わかった、麻衣。ならよう、俺からは、恰好の助っ人貸し出すわ」
ここで、俺は麻衣にある提案をすることにした



