私は私と思えたら


あ。下っ端のみんなどうしよ?

海美「莉子?下っ端のみんなに声聞こえてたかな?」

莉子「たぶん。聞こてないよ。あそこって防音じゃなかったっけ?」

海美「あっ…。そっか。そうだったね。」

下っ端1「海美と莉子!!どこ行くの?」

海美「ちょっと久々におねぇちゃんのとこ。もしよかったら、多佳も行ってあげてね。たまには。」

下っ端1「はい!分かりました!!!!!!!」

海美「敬語は気をつけてねー。じゃあね。」


莉子「バイクどうする?2人乗りする?それぞれで行く?」

海美「今日ここに泊まるつもりだったからさ。どうしよ。莉子も泊まる?」

莉子「いいの!?」

海美「だって。幹部室に、莉子っぽい物無かったし、最近は真面目に家に帰ってるんでしょ?」

莉子「うん。気づいてくれてありがとう。」

莉子「最近頑張ってるんだ。」

海美「そっか。莉子が頑張っているなら、私も頑張らないとね!!で、どうする?」

莉子「う〜ん。歩く?」

海美「え?いいじゃん。歩こ?」