アキちゃんへの想いは実らないってわかってるけど、アキちゃんを好きって気持ちが消えない限り、新しく好きな人を作るのはたぶんムリ。 彼氏の存在も瑞穂の指輪も羨ましいけど、わたしが次の恋をするまでにはもう少し時間が必要だ。 おぼろげにしか顔を覚えていない男の子からの告白と片想いの憂鬱さを思い、ため息をこぼす。 その頃には、駅のホームで見た青南学院の制服を着たイケメンユーレイのことなんて、わたしの頭の中からすっかり抜け去ってしまっていた。