「あ、ごめんだ」

そんな声が頭上から降ってきたので

「…いえ、こちらこ……」

ゆっくりと顔を上げると、
そこには

金髪……
ごっついピアス……
派手なブレスレット……
十字架のネックレス……

のイカついチャラチャラとした
長身の男の人が私を見下ろしていた。

「……!」