移り変わる時のなかでいつまでも君と

高校に入ってからの付き合いだけど、気兼ねなく話せる唯一の相手だ。



「わかってる…、体育でしょ?」



わたしは重い腰を持ち上げた。

今は、バドミントンだからまだマシだ。

長距離なんかになった日には、地獄でしかないけど。

早々に着替えを終わらせて、七海と教室を出る。

と、隣を歩いていく有村くんが目に入る。

今日も友達に囲まれて、楽しそうだ。



「なに、見てんの?」



そんなわたしの視界を塞ぐように七海が覗き込んでくる。

はっ…!

わたしったらなに見てるの…!

よりによって有村くんとか、ありえないー!!



「な、なんでもない!ぜんっぜん!」



七海に向かって全力で首を振る。