移り変わる時のなかでいつまでも君と

「ごめんね」



有村くんが少し意地悪そうな笑みで言ってくる。

やっぱり面白がってる…!

今日は体育もあるし、最悪な出だしだし…。

早く席替えしたい…!



「許さない…!」



わたしは有村くんから視線を逸らして、言い放つ。

すると、有村くんは寂しげな視線を送ってくる。

ような気がした。



「それは、残念だな…」



嘘つけぇ!

ていうか、からかい甲斐のある人がいなくなってつまらないだけでしょうが…!

騙されたりしないんだからね…!



「優奈。次、移動教室だよ。行こ」



イライラしていると、落ち着く声が耳に届く。

この声の主は、わたしの親友である卯月 七海(うつき ななみ)