移り変わる時のなかでいつまでも君と

だ、だめだ…!

この人と会話してたらダメになる…!

そう思って、じりじりと距離をとる。



「ご、ごめんなさい…!」



廊下へ出て呼吸を整える。

あ、有村くんってあんな人だったっけ…!?

あんな人が隣にいるとか心臓に悪すぎる…!

ていうか、有村くんがそんなに意識してなさそうなのがタチ悪い…!

で、でももうすぐHR始まるから行かなきゃ…。

とぼとぼと教室に戻ると、有村くんが心配そうにわたしの顔を見る。



「大丈夫…?」



だ、大丈夫じゃない…!

あなたのせいで大丈夫じゃない…!



「も、もう変なこと言わないでよ!?」



わたしは、有村くんに向かって叫ぶ。

すると、彼は首を傾げた。