まあ、パーティ会場がうるさいからそこまで気にしなくても大丈夫そう。 「わぁ〜高い!詩音先輩の顔も近くて…ふふっ…嬉しい…」 「…っ、ちゃんと掴まっててよ?」 「はぁい」 …本当に大丈夫かな? ホテルの最上階で降りると、辺りは静まり返っていた。 下の階と比べると、別世界に来たのかと思うくらいで、物音一つしない。 「ごめんね、芙羽梨。一旦下ろすよ?」 「はぁ〜い」 芙羽梨を下ろして手を繋ぎ、部屋を開けて入る。 そしてそのまま奥へと進み、ベッドルームの扉を開けた。