「…詩音先輩、私は大丈夫です。ご飯食べて待ってるので、行ってきてください」 芙羽梨にこんなことを言わせて、ダメだな。 芙羽梨のことだから、邪魔しちゃいけないと思っているのだろう。 「……ごめんね。絶対すぐ戻ってくるから。柏木をそばにいさせても平気?」 後でじっくり話すためにも、今は我慢しなくては。 「はい、ありがとうございます。頑張ってください…!」 「うん。ありがとう」 芙羽梨が待っててくれるのだから、とっとと終わらせてすぐに戻ろう。