リーズは朝の日差しで目が覚めると、目をしぱしぱさせてそして目をこする。

「う~ん……」

 そのまま目を半開きのままコクコクとまた眠りにつきそうになる。
 ベッドの上で座ったまま再びリーズは完全に眠りについてしまう。


「おわっ! リーズ?!」

 そしてあまりにも起きて来ないなと心配で二階を見に来た二コラに、座ったまま寝ているところを見られて驚かれる。

「ほえ?」

 リーズはものすごく寝相と寝起きが悪かった──