「七生君、わたしは君がーー……」
「まぁ、彼女の良さは僕だけが分かっていればいいんですけど。秘書課に異動してから、やけに他の男達から人気が出てくるし、パーティーに出席したときだって注目を浴びて牽制が大変だった。
彼女の良さに周りが気がついて色めきだつのは仕方ないですけどね、僕は一年以上前から目をつけていたんです。
男慣れしていない彼女はなかなか難攻不落でした。友人たちの協力を得てやっときっかけが出来、距離を徐々に縮め、つい先日初心な彼女をやっと手に入れた僕の喜びをご理解いただけていないようですね」
それらしく饒舌に語ったが、よく噛みくだくととんでもなく恥ずかしいことを言っている気がした。
「あ、あの七生さん……?」
文は戸惑いながら隣を見る。
琴音も顔を赤くし、宝城は呆れた視線を投げた。
「文の最初で最後の男は僕なんですよ。誰にも邪魔はさせません」
「七生さん?!」
宝城の結婚の承諾の場ではないのか。
なぜ七生が熱愛宣言をしているのか。
「ーーーーと、いうわけで、僕は文のことしか頭にありませんから。琴音さんが僕と結婚しても幸せになれないでしょう。ーーさ、文、お暇しよう」
七生はさっと起ち上がると、文の腕を引っ張った。
「まぁ、彼女の良さは僕だけが分かっていればいいんですけど。秘書課に異動してから、やけに他の男達から人気が出てくるし、パーティーに出席したときだって注目を浴びて牽制が大変だった。
彼女の良さに周りが気がついて色めきだつのは仕方ないですけどね、僕は一年以上前から目をつけていたんです。
男慣れしていない彼女はなかなか難攻不落でした。友人たちの協力を得てやっときっかけが出来、距離を徐々に縮め、つい先日初心な彼女をやっと手に入れた僕の喜びをご理解いただけていないようですね」
それらしく饒舌に語ったが、よく噛みくだくととんでもなく恥ずかしいことを言っている気がした。
「あ、あの七生さん……?」
文は戸惑いながら隣を見る。
琴音も顔を赤くし、宝城は呆れた視線を投げた。
「文の最初で最後の男は僕なんですよ。誰にも邪魔はさせません」
「七生さん?!」
宝城の結婚の承諾の場ではないのか。
なぜ七生が熱愛宣言をしているのか。
「ーーーーと、いうわけで、僕は文のことしか頭にありませんから。琴音さんが僕と結婚しても幸せになれないでしょう。ーーさ、文、お暇しよう」
七生はさっと起ち上がると、文の腕を引っ張った。



