矢野くんに漫画が入った紙袋を渡され、思わず頬が緩んでしまう。
今日は早く帰って早速続きから読まないと…!
「それでさ、読み終わったら教えてほしいから、連絡先交換しない?」
「あ、うん!あと、今度なんかお礼するね…!」
「ははっ、別にいいよ。感想言い合えれば俺も嬉しいし」
クールな印象があった矢野くんだったが、笑うと案外可愛い。
思わず見惚れていると、LINEのQRコードを読み取った矢野くんがスマホを返してきてハッと我に返る。
「じゃ、俺部活あるからもう行くね」
「うん!また連絡するね!」
矢野くんが行ってから、リュックを背負って帰ろうとするといきなり後ろから誰かに抱きつかれた。
「みーおー!」
「わわっ…!?…なんだ、梨花か」
抱きついてきたのは、中一の頃から仲がいい菅原梨花だった。
「みーたーよー!」
今日は早く帰って早速続きから読まないと…!
「それでさ、読み終わったら教えてほしいから、連絡先交換しない?」
「あ、うん!あと、今度なんかお礼するね…!」
「ははっ、別にいいよ。感想言い合えれば俺も嬉しいし」
クールな印象があった矢野くんだったが、笑うと案外可愛い。
思わず見惚れていると、LINEのQRコードを読み取った矢野くんがスマホを返してきてハッと我に返る。
「じゃ、俺部活あるからもう行くね」
「うん!また連絡するね!」
矢野くんが行ってから、リュックを背負って帰ろうとするといきなり後ろから誰かに抱きつかれた。
「みーおー!」
「わわっ…!?…なんだ、梨花か」
抱きついてきたのは、中一の頃から仲がいい菅原梨花だった。
「みーたーよー!」

