後輩にまで気を遣わせるなんて、みっともない…。
真っ直ぐ目すら合わせられなかった。
「あ、でも、律希のこと好きではいるので私だって譲る気はないですからね?」
「…え?」
「私の方が先に律希のこと好きだったし、彼女ができたからって距離感を変えるつもりはないです。隙があればいつでもつけこめるのが、クラスメイトの特権なので?」
にこーっと可愛く笑いながら、沙耶ちゃんはとんでもない爆弾発言を残して「それじゃあまた」と去っていった。
やっぱりあの子、律希のことが好きだったんだ…。
それだけじゃなく、彼女である私に堂々と宣言までしてきたし、正直意識せずにはいられない。
それに、真っ向から戦ったとして勝てる気だって…。
–––キーンコーンカーンコーン。
そこで最終下校時間を知らせるチャイムが鳴り響き、思わずびくりと反応してしまう。
「んん…、美緒先輩…?」
「あ、り、律希…!ごめん、待たせちゃって…」
「ううん、今来たの?ごめん、俺寝てたや。てかさっきまでクラスメイトたちといたのに、みんないなくなってるし」
真っ直ぐ目すら合わせられなかった。
「あ、でも、律希のこと好きではいるので私だって譲る気はないですからね?」
「…え?」
「私の方が先に律希のこと好きだったし、彼女ができたからって距離感を変えるつもりはないです。隙があればいつでもつけこめるのが、クラスメイトの特権なので?」
にこーっと可愛く笑いながら、沙耶ちゃんはとんでもない爆弾発言を残して「それじゃあまた」と去っていった。
やっぱりあの子、律希のことが好きだったんだ…。
それだけじゃなく、彼女である私に堂々と宣言までしてきたし、正直意識せずにはいられない。
それに、真っ向から戦ったとして勝てる気だって…。
–––キーンコーンカーンコーン。
そこで最終下校時間を知らせるチャイムが鳴り響き、思わずびくりと反応してしまう。
「んん…、美緒先輩…?」
「あ、り、律希…!ごめん、待たせちゃって…」
「ううん、今来たの?ごめん、俺寝てたや。てかさっきまでクラスメイトたちといたのに、みんないなくなってるし」

