「いたい、けど…」
でも、私が絢斗の邪魔な存在になりたくない。
サッカーを頑張る絢斗も大好きだから、彼女である私が一番応援してあげたい。
今わがままを言っても、絢斗の迷惑になるだけだ。
「私は、大丈夫。絢斗のやりたいことを今はやらせてあげたいんだ」
「美緒…」
大丈夫。まだ私たちはうまくいっている。
*
「美緒、ちょっといい?」
終業式が午前で終わり、帰る支度をしていると絢斗に呼び出された。
そのまま何を話すわけでもなく、体育館裏まで連れてこられる。
「…あのさ、冬休みのことなんだけど、多分クリスマスも正月も、忙しくて予定立てられないと思う」
「え…」
でも、私が絢斗の邪魔な存在になりたくない。
サッカーを頑張る絢斗も大好きだから、彼女である私が一番応援してあげたい。
今わがままを言っても、絢斗の迷惑になるだけだ。
「私は、大丈夫。絢斗のやりたいことを今はやらせてあげたいんだ」
「美緒…」
大丈夫。まだ私たちはうまくいっている。
*
「美緒、ちょっといい?」
終業式が午前で終わり、帰る支度をしていると絢斗に呼び出された。
そのまま何を話すわけでもなく、体育館裏まで連れてこられる。
「…あのさ、冬休みのことなんだけど、多分クリスマスも正月も、忙しくて予定立てられないと思う」
「え…」

