六月の月に愛を誓う。

「え、そうなの?でもあんなに笑って…」

「笑ってた?…ああ、それってもしかして、望月さんの小学校の頃の写真を見せてもらってた時かも」

「…へ!?わ、私の?」

「うん。あ、そうだ伝言頼まれてたんだ。今度遊びに行こう、また連絡するね、って言ってたよ。だから仲良いのか聞いた時に小学校同じだったこと聞いて、ついでに小学生の頃に北条さんのお母さんが撮ったっていう運動会のベストショットも見せてもらった」


小学生の頃の運動会の写真…?


「…ええ!?それってもしかして、借り物競走で私がコーンを頭から被って両手にハードル持ってるやつ…!?」

「ははっ、そうそうそれ」


な、なんて恥ずかしい黒歴史写真を矢野くんに見せたんだ…!


「まだあれ持ってたの!?てか見たの!?うわあやだ、恥ずかしい…」

「面白かったなあ、あれは。今年の体育祭では障害物競走参加しなかったんだね」


うう、完全に馬鹿にされている…。

今すぐ矢野くんの頭から記憶を抹消したい。


「でもよかった。仲がいいとかじゃなかったんだ」