六月の月に愛を誓う。

…きっと、私のこの気持ちは…。





「はあー勉強しすぎて頭痛いー」


それから二時間ほどファミレスで勉強をして、駅までの道をみんなで歩いていた。


「また帰ったら夜も勉強しなきゃだね」


隣を歩いていた梨花が私の言葉に頭を抱えて唸り出した。


「あーやだやだ!勉強なんてつまんない話はやめて現実逃避しよう…。…そーだ、二人のタイプはー?」


唐突に梨花がくるりと振り向き、後ろを歩いていた矢野くんと真中くんにとんでもない質問をしていた。


「え?タイプ?」

「うん!二人とも結構モテるのに、どうして彼女作らないのかずっと気になってて。もしかして、理想が高いのかなーって思ったんだけど、違う?」

「んー俺は別に理想が高いってわけじゃないけど、誰でもいいってわけじゃないから断ってるだけだよ。よく知らない女の子と付き合うよりは、普段から話して仲がよくなった子がいいから」

「ふーん?矢野は?」