凪は続ける。
「高校の時も、柊さんは山形先輩と喧嘩ばかりしてたよね。
でもやっぱり、手ぇ出してたんでしょ?」
それが出してねぇんだ。
だけどそんなこと言う義務もなく黙る。
「山形先輩が柊さんに抱かれるなんて、想像出来ないよなぁー」
不覚にも、昨夜のことを思い出してしまう。
いや、昨夜だけでなく毎晩だ。
俺は狂ったように許す限り毎晩みどりを抱いている。
試合後の疲れている時も、みどりに触れたら回復するほどその力はすごいと思う。
みどりのことを考えるだけで胸が熱くなり、はやく帰りたいと思ってしまうのだった。



