fantasista 3 ー永遠にー






あたしは、柊のびっくりするほど綺麗で切なげな顔を見ていた。

仲良しに見えたが、やっぱり柊は凪君のことを心配しているのだろうか。

本当に、心配なんてしなくてもいいのに。



「あたしには柊しかいないから」


恥ずかしいけど、しっかりと伝えたい。

だって、柊が悲しんでいるとあたしも悲しいから。


「凪君のことは、なんとも思っていないし、この先も何も思わないよ」




柊は一瞬、泣きそうな顔であたしを見た。

そしてぽつりと呟く。


「凪のことはもちろん気にしてるけど……

この前、凪に過去の俺の話をされて、俺サイテーだと思った。

みどりに酷いことばかりしてさ」


「まあ、あの頃のことは許すつもりはないね」


あたしはバサっと切り捨てる。