「今日のシュートも凄かった」 「だろ?」 「でも、さすがMF、しっかり守ってた。 あんたのプレス、いらやしいほどしつこかった」 「ははは……」 「凪君のぶち抜きもなかなかだったけど」 柊は口を噤んであたしを見る。 そして、彼のふくらはぎを揉んでいるあたしの手をぎゅっと握った。 「凪なんか見るな」 柊は切なげに告げる。 「俺だけ見てろ」