家に帰ると、柊のいとこの琥太郎君がいた。 琥太郎君は大病院の産婦人科医だ。 柊のいとこなだけあって美形だ。 頭だけでなく顔の偏差値も高い琥太郎君だが…… 「うわっ」 柊は琥太郎君を見て吹き出した。 「琥太郎、なんだそれ。結婚式か?」 あたしも必死に我慢するが、どうしても笑ってしまう。 だって、琥太郎君の服のセンスは凡人離れしているのだ。