その間にもパスは繋がれ柊に渡る。 柊はフェイントをかけ敵を抜いた。 それも軽々と。 スタジアムは割れんばかりの喝采で、あたしも琥太郎君も大声で応援していた。 サッカーをしている柊の顔が大好きだ。 楽しそうで、自信に満ち溢れていて。 こんな柊を見ると、元気のなかった柊が嘘みたいで安心する。 そして、おかえりと疲れた柊を抱きしめたくなる。