ひとしきり笑ってあたしは、視界に琥太郎君を入れないようにする。 それなのに柊が、 「土産だ」 なんてシンプルなTシャツを渡し、予想通り琥太郎君が、 「こんな地味なもの着れるか!?」 なんて投げ捨てる。 予想通りすぎてまた笑ってしまう。 柊は笑いながら言った。 「琥太郎!お前絶対テレビ出れるって! 有名人になれるって!!」