そんな柊に、竹中君は言った。 「ごめん、戸崎……」 柊は振り返って竹中君を見る。 そして、いたずらそうに言う。 「お前のことは一生許さねぇ!! ……でも、俺もごめんな」 柊はすごいと思う。 あたしはあんな風に、さらっと言えないと思う。 いまだに柊の過去をひがんでいる、醜い女だ。 だけど、柊に見合ういい女にならなきゃと思う。 柊の手をぎゅっと握り身を寄せた。 柊が大好きだ。 こうやって二人で幸せになれて、本当に嬉しい。