部屋に入ると、奥にプライベートプールが見えた。 まずはあそこに入って頭を冷やそうかと考える。 俺はみどりの手を引きベッドルームを素通りし、テラスに出る。 そんな予想外の俺を、みどりは驚いたように見る。 俺はなんとかみどりを元気付けよう、そして怒りを鎮めようと必死だ。 だから、笑いをとるために情けないことも言ってしまう。 「俺、泳げないかもしれねぇ。 体脂肪率が低いと、沈むらしい」 もはや自虐だ。 「柊は体脂肪率、どのくらいなの?」 「今は八パーセント」