fantasista 3 ー永遠にー




みどりの手を引いて歩く。

すれ違う外国人が、俺を見てワオ!マッチョ!とか言うけど、そんな言葉耳にも入ってこなかった。

だけど部屋に戻るということは、竹中たちに近付くことを意味していた。



部屋の扉を開けた時、後ろを奴らが歩いていたのだ。

そして、女性の黄色い声が聞こえる。



「わぁー!戸崎選手と隣なの!?」


マジかよ。


「ねぇー!戸崎選手と話したい!!」


勘弁しろよ。



俺はみどりの手をぎゅっと握る。

当然のことだが、竹中はみどりとの一件を妻には言っていないらしい。

それだけではない。


「戸崎は女の子大好きだから、喜んで話してくれるんじゃね?」


なんて言っている。