fantasista 3 ー永遠にー




俺はみどりを見る。

水着を着ているが、普段見せない胸元や太ももが見えて、俺は発狂しそうだ。

背が高くて痩せているみどりは、モデル体型だと思う。

こんな水着を着たみどりを、男は放っておかないだろう。

そして竹中も、みどりを見てその時のことを思い出したのかもしれない。




竹中のことを考えるとどうしても怒りオーラが出てしまう。

だから俺はみどりに言う。


「シュノーケルセットは、あの小屋で借りられるらしいぞ」



だけど正直、シュノーケリングなんてしたことがない。

おまけに俺は、泳げるのだろうか。

溺れる俺を見て、みどりが元気を取り戻してくれればしめたものだ。




それなのに、みどりは言う。


「柊……部屋に戻ろう?

……ぎゅっとして欲しい……」


「マジか?……マジでいいのか?」




だけど正直、今みどりを抱くと竹中が思い浮かびそうだ。

竹中はみどりの裸を見て触れたと思うだけで、胸が刺されたように痛くなる。

嫉妬でいっぱいになる。

俺が嫉妬する筋合いなんて、ないのに。