fantasista 3 ー永遠にー





山形先輩は困ったように言う。


「戸崎、知らない?」


「えっ?戸崎先輩?」



戸崎先輩ならさっきまで、女子とやってた。そして出て行ってしまった、なんてこと言えない。



山形先輩は不満そうに言う。


「監督が戸崎を呼んでるのに、あいついないから……

なぜかあたしが怒られるんだよ」



山形先輩は可哀想だ。

戸崎先輩がサボりまくるから、山形先輩に怒りの矛先が行くなんて。



「もう、あいつ本ッ当に大嫌い。

飯田君も、あんな人になっちゃ駄目だよ!」



山形先輩はぷんぷん怒っていた。

だから俺も言ってしまった。



「戸崎先輩……最低ですよね」