すると戸崎先輩は、信じられない言葉を吐いたのだ。 「彼女じゃねぇよ。 でも俺、可愛い子のこと好きだからさ」 ……は? 唖然とする俺の耳元で、戸崎先輩は囁いた。 「今から部室でいいことするから、気になるなら見てみたら?」 いいこと? 何を言ってんだ、戸崎先輩は。 だけど気になりすぎて、俺は部室のロッカーの陰に隠れて見ることにしてしまった。