fantasista 3 ー永遠にー








こうやって迎えた当日、あたしは服装を迷いに迷ったうえ、アスール東京のユニフォームを着てスタジアムにいた。

アスール東京のユニフォームに黒いニットのスカートとシンプルに決めたつもりだった。

そして、控え室で緊張していると、ウォーミングアップに出ていく選手たちとすれ違う。

あたしはもちろん、アスール東京の全選手と知り合いではない。

それなのに、選手たちはあたしに頭を下げたり挨拶をして出ていく。

なかにはおめでとうございますだなんて言ってくださる選手もいる。

みんな、なんであたしが柊の妻だと知っているのだろう。