fantasista 3 ー永遠にー








こうやって舞さんたちとの食事は終わり、二人と別れることになる。


「なあ。二件目行かね?」


なんて言う柊に、


「嫌だよ。

あんたと行っても、お酒飲めないじゃん」


あたしは答える。

そんなあたしたちを舞さんは少し不安そうに見ていた。

そして別れ際に言う。



「みどりちゃん……

戸崎選手の前では、もうちょっと女の子らしくしてもいいんじゃない?」


そう言われるのはもっともだ。

だって、


「山形は、仕事している時のほうが女らしい」


大迫さんにも言われてしまう。


「普通は好きな男の前では可愛くなるだろ?

でも山形はならないんだな」



分かっている、柊も本当はもっとベタベタして欲しいと。

もっと甘えて欲しいと。

だけど、どうしても人がいるとそれが出来ないのだ。