fantasista 3 ー永遠にー




がっくりするあたしとは違い、舞さんと大迫さんは大騒ぎだ。

すげーなんて言って。

言わなくても分かるよ、柊はすごい。

柊はわざとらしく言う。


「もうすぐ新婚旅行だしな」


「どこ行くんだっけ?」


興味津々の舞さんに告げていた。


「ニューカレドニアです……」



そう、スペインはやめた。

イギリスもやめた。

サッカー関係のところには行かない。

意外にも、柊が現実逃避したいとか言うから。

そこで、サッカーとは全く関係のない南国に行くことにしたのだ。

柊の頭の中はサッカーとエロいことでいっぱいかと思っていたが、正直意外だった。



「うわぁー!

ニューカレドニアだなんて素敵だねー!」


あたしもそう思う。

庶民には行けない場所だ。

申し込む時も、柊がぽーんと札束で払った。

結婚式も然りだ。

あたしはもちろん払うよと言ったが、柊は聞かないのだ。

こうも柊におんぶに抱っこで申し訳ない。



だけど……


四千五百万か……