fantasista 3 ー永遠にー



思い出すだけでサイテーだ。

そしてますます、山形先輩に何をするんだと怒りさえ感じる。

だけどそれを見て、俺たちが興奮していたのも事実だ。

……情けない。




「みどりと付き合ってもそうだったのか」


なんだか怒り始める剛さんに、俺はため息混じりに答えた。


「いや、山形先輩と付き合い始めてからは、それは見たことはないです。

でも、山形先輩も遊ばれていたんだなぁと思ったりして……」




はぁ……山形先輩を思うと泣けてくる。

あんなに純粋で優しい人が、不潔極まりない柊さんに……

そして……柊さんは、大人の玩具まで準備してしまっているのか。

滅茶苦茶されて、山形先輩が可哀想だ。

だけど今の山形先輩は、まんざらでもなさそうな……



あの純粋な山形先輩は、柊さんによって変えられてしまったんだと思い知る。

俺の好きだった山形先輩はもういない。