凪と剛と琥太郎の玩具を家から追い出し、俺は閉めた扉を睨んで立っていた。
怒りと悲しみと後悔で、頭の中はぐちゃぐちゃだ。
あいつらが、みどりに甘えていたことが許せない。
そして、過去の自分はもっと許せない。
みどりがドライなことも許せない。
俺たちが冷めると思われていることも許せない。
そして、みどりを満足させられない俺も許せない。
怒りに満ちた顔で振り返ると、やっぱり泣きそうなみどりがいた。
真っ赤な顔で震えるみどりは、ごめんなさいと何度も呟く。
そんなみどりを見て、俺は何をやっているんだろうと思った。
誰に何を言われようが、俺はみどりを愛している、それは紛れもない事実だ。



