それから…… 柊がお見舞いに来ることはなかった。 時々、Wi-Fiが繋がるであろう所でメッセージを送ってくるだけだった。 それでも柊は自分のことではなく、『生きてるか』『元気か?』そして二言目には『凪に何もされていないか?』と送ってくるだけだった。 凪君にはもちろん何もされていない。 それに…… 「柊に様子見るようにって言われて」 なんと、病室に頻繁に琥太郎君が現れるようになったのだ。