fantasista 3 ー永遠にー







柊は毎日見舞いに来てくれた。

柊だって色々忙しいだろうに。

そして柊だけでなく、沙知や凪君も来てくれた。

凪君はどうしてあたしの入院を知っているのかと思ったけど、どうやら沙知が言ったらしかった。



凪君はベッドサイドに座り、あたしに話しかける。


「山形先輩、調子はどうですか?」


「それが、あれから何ともなくて元気なんだよ」
 

凪君に告げると、少し嬉しそうな顔をする。


「凪君たちももうすぐJリーグ終わりだよね?

せっかくの名コンビも見納めかと思うと、少し寂しいよ」


「でもまあ、来年も俺、アスールにいるでしょうから」


凪君は答えた。