イライラしっ放しの俺に、 「柊、落ち着いてよ」 ようやくたどり着いた、これまた冷静な林が言う。 俺は林を思いっきり睨む。 すると奴は言った。 「先生も言ってたでしょ? 適切な治療をすれば、大丈夫だって」 大丈夫って、どの程度大丈夫なのかも分からない。 それに、万が一脳梗塞なんかになってしまったら…… 俺はベッド横に立ち尽くし、うなだれていた。