「みどり……死ぬなよ」 その声は震えている。 死ぬと言葉に出すと、涙が溢れてくる。 俺はベッドに突っ伏し、涙を見られないように泣いた。 みどりの手を握りながら。 「俺を置いていくな。 ……みどりがいなきゃ、駄目なんだ」 また、みどりが遠いところへ行ってしまう気がした。 いや、次に遠いところに行ってしまったら、もう二度と会えないんだ。 会えないとか、意味分かんねぇ。 「日本代表とかどうでもいい。 みどりがいなきゃ、何も出来ない」