俺は林なんて気遣わず、猛ダッシュで病室に行く。 エレベーターが来ないから、階段を三段飛ばしで駆け上がる。 そして試合さながら廊下を走った。 病室に行くと、みどりはもう目を覚まして、点滴に繋がれてベッドに横になっていた。 俺を見ると、 「あ、柊」 少し悲しそうに言う。 そんなみどりに駆け寄り……俺はその手を掴んで震えていた。