一方沙知は、 「柊、いいことあるよ、きっと」 なんて笑っている。 柊との子供が出来たかもしれないのに、沙知が喜んでくれる。 信じられないし、嬉しかった。 だけど柊は別のことと勘違いしているらしい。 「そうそう、いいことあったんだ」 なに? ナイスプレイが出来たこと? あんたはいつもすごいよ。 心の中で呟いたあたしに、柊は告げた。 「日本代表に選ばれた」 その瞬間、 「「えぇぇぇぇえーーーッ!!」」 あたしと沙知は大声を上げていた。