そうしているうちに、とうとう柊が帰ってきた。 なんだか疲れた顔をしているが、新幹線の中で寝てきたらしい、比較的元気だ。 そんな柊が沙知を見て、 「うわっ、いるのか」 なんて言う。 相変わらず失礼な奴だ。 「マッサージして欲しかったのに」 「あとでしてあげるよ」 あたしはそう告げながらもドキドキする。 柊、きっとお父さんになるんだよ。 こんなに大好きな柊との子供が生まれるなんて、とても幸せだ。