琥太郎君は、どこまでギャグでどこまで本気なんだろう。 ぽかーんと考えるあたしに、 「このラーメン、いらねぇだろ」 柊は言う。 「これ食うと臭ェから、お前とキス出来なくなる」 「ちょ、ちょっと! そんなこと言わないでよ!!」 あたしは慌てていた。 柊はずるい。 こうやって不意打ちで、あたしの胸をざわつかせるんだから。 あたしは深呼吸して気持ちを落ち着かせた。