だけど、 「もう終わったことだから」 そう、過去の話だ。 確かに柊とあたしは別々の道を辿ったけど、今はこうして幸せにしている。 むしろ、みんなが柊に気付かせてくれなかったら、今あたしたちは幸せではなかったかもしれない。 「あたしこそ……ごめん」 みんなのアイドル柊を取ってしまって。 柊のこと、本気で好きな子もたくさんいただろうに。 だけどそれを言うと嫌味に聞こえそうで、ただ謝るしかなかった。