fantasista 3 ー永遠にー


 


柊とみどりの姿が切なすぎて、胸が痛かった。

柊とみどりは犬猿の仲ではない。

あたしたちが柊を人気者にしていたから、迂闊に仲良く出来なかったんだと思い知る。

あたしたちは「本当に付き合ってるの?」なんて言っていたけど、二人は本当に好き合っていたんだ。

あの切ないキスを見て、あたしたちは何をしていたんだと思う。

それと同時に安心した。

二人が好き合っている姿を見ると、なんだか心が温かくなった。

柊ってみどりにはあんな顔するんだ。

あんな風に話すんだ。

上手くいっているのか心配だったけど、その心配が余計なお世話と思えるほど、二人は愛しあっているんだ。