fantasista 3 ー永遠にー




「あっ、柊さんグラス空いてますよ?

ビール入れましょうか?」


気をつかう凪君に、いらねぇと柊は言う。

凪君がなんだかしょんぼりするから、あたしは言っていた。


「戸崎、お酒飲めないんだよ」




そう、柊は下戸だ。

いつか間違えて酒を飲んだ時、道端で死にかけていた。

あの芸当をやれば、マネージャーたちも完全に興味がなくなるかもしれない。