「おい」
柊は低く唸り、テーブルをガンッと蹴る。
殺気が凄まじかった。
それで女子たちはビビってしまい、もうあたしのことを言わなくなった。
もちろん、柊にきゃあきゃあ言うこともなくなってしまった。
柊やりすぎだよと思ったが、やっぱり嬉しかった。
柊は変わってくれたんだと思って。
「山形先輩、柊さんどうしちゃったんですか?」
凪君が軽く引いている。
というのも、昔の柊を知っているからだろう。
返事に困っているあたしを、柊は腕を組んでガン見している。
変なことを言うなと、無言の圧力を感じた。
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