fantasista 3 ー永遠にー





テーブルには五人の男女が座っていた。

奥から凪君、剛君、そして樹君。

手前には凪君と同学年のマネージャー二人だ。

そのマネージャーたちは美人系と可愛い系で、同じく可愛い沙知。

彼女たちと比べたら、あたしはやっぱりオトコオンナだと思う。

昔もこうだった。

柊は可愛い子に囲まれて……





「山形先輩!

ここ座ってくださいよ!」


奥の凪君は、自分の前を指さしている。

そこには沙知とあたしの席が開けられている。


「戸崎は?」


凪君に聞くと、柊にすごい勢いで睨まれた。

戸崎と呼んでしまったからだろう。

だけどあたしは、彼女たちの前で柊と呼ぶ勇気もない。