結局、ジャケットに白いニット、スカイブルーのロングスカートに決めた。
パーマが取れかけた髪をきちんと巻き、ヘアオイルで束感を出す。
柊がじろじろこっちを見ているから、
「なに?オトコオンナがスカートはいて悪い?」
言ってやる。
すると、柊は頬を染めてそっぽを向いた。
「お前、凪には気をつけろよ、凪には!」
柊はまだ言っている。
あたしは凪君なんてどうでもいい。
むしろ、女子から柊と釣り合わないと思われるのが嫌なのだ。
柊はパーカーにスウェットみたいなパンツで、本当にやる気がないのだろう。
そんな柊を見て安心した。
柊とあたし、今なら昔みたいにちぐはぐではないのかもしれない。



